ケレブリンボール Cerebrimbor

 

名前レベル耐久力よろい防御こて/すね当て近接攻撃射出攻撃移動注意
ケレブリンボール50(65)180板/20153以上有30有/有210剣*160合*55ノルド 魔術師/錬金術師(戦士)、オスト‐イン‐エジルの鍛冶師長

ケレブリンボール
レベル50(防御時は65)
種族上のノルド
職業魔術師/錬金術師(戦士)
出身もとはベレリアンド、ナルゴスロンド、第二紀1697年に死したる時はエレギオン
異名S.銀の拳、Q.テルペリンクゥア Telperinquar
ロールマスター能力値
筋力99@@@器用度101
敏捷性100体力98
共感力101記憶力99
霊感90理性94
人格100自律心76
MERP能力値
筋力99@@@知性85
敏捷性101霊感97
体力98人格100
外見100

 

  ノルドール・エルフ最強の一人であるケレブリンボール(S.銀の手)は、ナルゴスロンドで生まれそこで幼年期を過ごした。彼は〈宝玉戦争〉を通して学び、その終焉と共に多くの人々を導き青の山脈を抜けて東方に赴いた。そこで彼らはエレギオン国を建国し、そして彼はグワイス=イ=ミーアダインを創立した。

  ケレブリンボールは、おそらくは中つ国史上二番目に偉大な鍛冶師で、ただシルマリルとパランティーリを作ったフェアノールだけが彼を凌ぐ存在だ。ケレブリンボールは自身が不死の国を踏んだ事はなかったが、彼はベレリアンドで多くの素晴らしきエルダールの鍛冶師と多年に渡り交流を深め、その技を磨いた。彼はフェアノールの如き炎の精神を持っていた。

  丈高いノルド(6フィート8インチ)であるケレブリンボールは、大柄で頑健な骨格をしており、威圧的な印象を与えた。彼の髪は暗茶色で;彼の瞳は暗い、銀のような灰色だ。彼の一瞥はナイフのように鋭いが、しばしば彼の視線は彼方を見るかのように和らぐ時がある。彼が貴婦人たるガラドリエルを愛していることは公然の秘密だ。彼の愛情の記念として、ケレブリンボールは彼女のために2個目のエレスサール、時の倦怠を癒す力を持つ強力な道具を作り出した。

  鍛冶師長は物腰柔らかな態度をしているが、彼はすぐに勘気をおぼえる性質だった。若干の徒弟は彼の教えに従おうとするが、他の者は彼が自分たちに十分な時間を割くほど暇じゃないことを知っていた。またケレブリンボールは基本的に秘密主義者だ;彼は〈物贈る君〉に対し不承不承、かなりの知識と引き換えにアンナタールと指輪鍛造技術を共有した。鍛冶師にとって不幸なことは、マイアのサウロンはケレブリンボールの心からより多くについて学び、推測できたことだ。双方のいずれが欠けても達成し得たはずはないにしても、サウロンの努力は‐効果的であったが‐エルフに対する決め手が欠けていた。結局、ケレブリンボールは彼が愛したギルド・ホール前での絶望的防御戦において、サウロンに捕獲された。冥王は彼が滅びるまで拷問にかけ続けたが、〈三つの指輪〉の隠し場所を白状させることは出来なかった。

 

ケレブリンボールの主要な道具 Celebrimbor's Principal Items:
形態〈呼称〉シンダリン名説明
指輪小〈エルフの指輪 Lesser Elven Ring〉透明な宝石の嵌まったミスリル製で、+33DB、毎ラウンド1回の〈かすみ隠れ〉、全ての魔力界に対する抵抗ロールに+33ボーナス、9倍魔力倍増器(使用者の任意の魔力界)、望むだけで〈迅速〉状態になる、といった能力を与える。
〈Icy Wind 氷の風〉スールヘルカ Sulhelka透明ライン製(魔法の硝子)の剣でエオグの刃を持つ。+45で〈高知性〉と〈共感力〉を持ち、聖なる武器として機能する。100マイル以内であるなら、ケレブリンボールの手の中に〈彼方扉〉を用いて現れる。冷気をまとい、冷たい霧に包まれた剣は痛打を与えた場合同程度の冷気痛打も追加して与える。火に関する生物に対しては3倍打撃を与える。所有者は全ての冷気に耐性を持つ。スールヘルカは1日3回〈加冷 Uttercold〉を投射できる。これは剣の切っ先から青白いエネルギーが噴出するように見える。この力は自然現象に関わらない領域のものだ。道具はこの冷気による影響から所有者を守る。〈加冷〉は以下の三態の形態をとる。
  1. 10000立法フィートの水を1ラウンドで氷に変える。
  2. 半径100フィートの〈冷球〉を放つ。射程300フィート、距離によるペナルティーはなく基本+30、6倍打撃を与える。
  3. 〈氷の風〉、すなわち600フィート以内の単体目標に対し、剣の力を収束して投射する。氷弾攻撃表を用い、射程ペナルティーは無し。基本+90で9倍打撃を与える。
鎖かたびら強化されたイシルナウア合金製で、フルプレートとして機能する(板/AT20、+30DB)が、移動と運動は鎖/AT13。
護符〈高知性〉を持ち、30フィート以内の素材や合金を解析できる。1日3つ、10レベルまでの精気界呪文を溜めること(と投射すること)が出来、全ての鍛造作業に+33ボーナスを与える。

 

ケレブリンボールの特殊能力 Celebrimbor's Special Powers:
呪文350魔力を持つ。9倍魔力倍増器。ケレブリンボールは全ての錬金術師用リストを50レベルまで、魔術師用〈光の法〉〈風の法〉〈氷の法〉〈火の法〉を20レベルまで修得している。彼は更に、全ての精気界公開/秘伝リストを20レベルまで修得し、中でも〈透明の術〉〈研究の技〉〈開門の技〉〈元素の盾〉リストを50レベルまで修得している。ケレブリンボールは多くの錬金術呪文を研究した結果、一般的リストの効果を超えた呪文に熟知している。

 

ケレブリンボールの付随する道具 Celebrimbor's Lesser Item of Note:
合成弓ディア樹とシャールクで作られ+45。毎ラウンド射撃してもペナルティーはなく、弦はエルフの髪で作られている(切れない)。
弓掛良質の革とシャールクで作られ、全ての弓射に+20、しくじる可能性を−2する。
手袋エオグとシャールクで作られ、手首と腕を自然/魔法を問わず熱、電気、冷気から保護する。この手袋は邪魔にならない(重さを感じない)。
面庇ラインとシャールク、他の素材から作られ、顔と首を自然/魔法を問わず熱、電気、冷気から保護する(意のままに暗色化することで、閃光から目を守る)。
サークレットミスリルとアダマントから作られ、フルヘルムとして機能する。50%の確率で頭部と首への痛打を無効化する。
ブーツ〈着地奥義3000フィート〉〈壁走り〉〈枝走り〉〈水走り〉を意のままに使える。