名前 | レベル | 耐久力 | よろい | 防御 | 楯 | こて/すね当て | 近接攻撃 | 射出攻撃 | 移動 | 注意 |
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デネソール二世 | 27 | 120 | 板/17 | 45 | 有15 | 無/無 | 110剣 | 105合 | 10 | ドゥーナダン 吟遊詩人/透視術師、ゴンドール最後の執政 |
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デネソール二世は26年間に渡り、ゴンドール最後の実権を持った執政となった(第三紀2935〜3019年)。まさしく、彼は王侯の如き支配者であり、ピピンは記している。
“見たところはガンダルフにくらべはるかにデネソールのほうが偉大な魔法使いらしい様子でした。ガンダルフよりはずっと王者らしく、美しく、力強く、年かさに見えました。”
指輪物語 王の帰還 上巻 31ページ(旧版)
彼は北方にボロミアよりもファラミアを送る事を望んでいた。彼の予見では、過度に誇り高い後継者には手に余る危険な行為であったからである。さらにデネソールは後年、真なる王が帰還するまで玉座を保持するという執政の役割について不満感を募らせていた。彼はボロミアによる統治を望んでいた。
デネソールは当然の権利としてミナス・ティリスのパランティーアを使った。彼はゴンドールの利益を図る事に成功したが、それは彼に心労を与えた。彼はエレンディルの血筋ではなく、また見る石は早々に彼を老け込ませた。悪いことに、サウロンは限定的にせよ石を操作することが出来たので、デネソールに西軍の形勢が不利であると信じ込ませることに成功した。彼の精神は崩壊しなかったものの陰気なものとなっていった。
デネソールは賢明で、意志堅固な人間だった。それでもなお、強力なパランティーアの心労効果は、サウロンの企みと彼の最愛の長子の死とあいまって、彼を狂気に引きずり込むのに十分だった。結局、彼は自身とファラミアを火葬するために作った火葬用の積薪により、自らの生命を絶った。
形態 | 〈呼称〉 | シンダリン名 | 説明 |
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剣 | 〈執政の刃 Steward's Blade〉 | +35のかすかに光るミスリル製の剣で美しい象嵌が施されている。所持者が受けをした場合、剣のボーナスは2倍になる(DBについてのみ)。 | |
指輪 | 神霊/念力界の5倍魔力倍増器。この指輪は念力界呪文に関わる職業の者ならば使うことが出来る。ミスリルの台座に白い宝石が嵌め込まれている。 | ||
よろい | +40、ちらちらと光るミスリル製メイル(板/AT17)で、重さについては皮よろい(軟/AT5)として扱う。 |
呪文 | 108魔力を持つ。全ての吟遊詩人用リストを10レベルまで(MERP)、加えて全ての透視術師用リストを20レベルまで、中でも〈未来透視〉〈知覚秘法〉は25レベルまで修得している。彼は更に、念力界公開/秘伝リスト〈精神使い〉〈五感使い〉〈呪文防ぎ〉〈予測〉を10レベルまで修得している。 |
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パランティーア | デネソールは ‐ 正当な権利として ‐ ミナス・ティリスのパランティーアを使うことが出来る。エレンディルの世継と彼らが指定した補佐だけがパランティーアを使う「権限を与えられた」ことは、フェアノールから贈られた見る石の性質の一つだった。サルマンとサウロンはその持てる力と性質ゆえ、それらの石を使うことが可能だった。しかしそれは彼らに比べより困難だった。デネソールは冥王に対し自我を保つことが可能であったの対し(彼の強い意志も手伝って)、サルマンは完全に罠に嵌まってしまっていた。 |