名前 | レベル | 耐久力 | よろい | 防御 | 楯 | こて/すね当て | 近接攻撃 | 射出攻撃 | 移動 | 注意 |
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ギル=ガラド | 100 | 225 | 板/20 | 240以上 | 有50 | 有/有 | 430槍* | 340長* | 65 | ノルド 戦士/戦士、ノルドール最後の上級王 |
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ギルガラドは偉大かつ賢明な指導者で、ノルドール族最後の上級王だ。彼は強力な支配者の血統に属する:彼の父はフィンゴンであり、その父はフィンゴルフィン、その父はフィンウェである。
彼はダゴオル・ブラゴルラッハ以前に生まれたが、ファラス港の船造りキーアダンの許に送られたため命を存えた。彼はバラール島の略奪からも逃れ得た。フィンゴンとトゥアゴンの死後、彼はノルドールの上級王となった。ケレボルンがハルリンドンを去ったとき、残る灰色エルフ達はギルガラドを自身の主君とした。
第二紀の6世紀、ギルガラドと彼の民のみが、サウロンがまとう友情の仮面に欺かれなかった。彼はサウロンがエレギオンのエルフ鍛冶師を欺くのを予測していた。サウロンが公然とエレギオンを襲撃した際、ギルガラドは防衛軍に対し援軍を送った。さらにヌーメノール第11代国王タル=ミナスティアの援軍がサウロンを襲い、サウロンは西方から放逐された。サウロンが再び力を増すと、ギル=ガラドは残存するヌーメノール人との同盟を新たにし、〈最後の同盟〉として戦を挑み、再びサウロンを破った。しかしギル=ガラドは、サウロンと一騎打ちを行い、戦闘の最後に相打った。イシルドゥアの近視眼的行為がなく、〈一つの指輪〉を滅ぼしていたのなら、サウロンに対する勝利は完璧であったろう。
ギル=ガラドは中つ国史上最も偉大な、最も気高い、最も高潔な、そして最も矛盾がない指導者の一人だ。彼のリンドン国は、中つ国で最も長い期間もちこたえたエルフ国だった。彼は非常に賢明かつ鋭敏で、無謬の審理者だった。彼は偉大なノルドールの公子として素晴らしい体格をしており、彼の王統でのみ見い出される、ヴァンヤール族の射抜くような青い瞳と明るい金髪をしていた。
形態 | 〈呼称〉 | シンダリン名 | 説明 |
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大槍 | 〈雪の切っ先 Aeglos〉か〈つらら Icicle〉 | アイグロス Aeglos | 純粋な白エオグで作られた+88の聖なる槍。3倍打撃と追加冷気痛打と追加衝突痛打を与える。所持者は如何なる冷気による影響を被らず、不死怪物から体力などを奪われない。槍は以下の呪文を1日3回ずつ、毎ラウンド2回まで、50レベル相当として投射することが出来る:〈剣返しT〉〈氷弾(5倍打撃)〉〈再生X〉〈痛み知らず(50%)〉〈防ぎ奥義〉。ギル=ガラドのアイグロスは、オロドルイン斜面における決闘で、サウロンの〈抹殺の籠手〉に破壊された。しかし、ギル=ガラドの命をかけた攻撃はサウロンの隙を誘い、エレンディルがサウロンに致命傷を与える機会となった。 |
力の指輪 | 〈風の青き指輪 Blue Ring of Air〉 | ヴィルヤ Vilya | 能力についてはエルロンドの項を参照。 |
長衣 | 〈アマンの長衣 Robes of Aman〉 | 元来銀白色をしているが、着用者の意のままに任意の色や模様を与えることが出来る。〈隠れ〉に+100。また考えるだけで〈神秘家用隠れリスト:ずれX〉を投射することが出来る。着用者にAT20を与え、DB+88。 | |
王冠 | 〈白の王冠 The White Crown〉 | 白の木の小枝を編んだもので、全職業用の10倍魔力倍増器。念を必要な呪文を投射した際は、1ラウンドだけ念ずればそれを維持できる。フルヘルムとして機能し、頭部への痛打を50%で無効化する。 | |
ヴェール | 〈リンドンのヴェール The Veil of Lindon〉 | ギル=ガラドのアマンの長衣と同じ色をする。意のままに〈神霊界公開リスト光の技:小神〉を投射でき、回転するようにはためいて+50フルシールドとして機能する。 |
呪文 | 600魔力を持つ。10倍魔力倍増器。ギル=ガラドは全ての占星術師用リストを50レベルまで、全ての神霊界公開/秘伝リストと念力界公開/秘伝リストを20レベルまで修得している。 |
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追記 | 〈リンドンのヴェール〉から投射される〈小神〉に加え、〈剣返し〉〈矢そらし〉からDBは340になる。 |