名前 | レベル | 耐久力 | よろい | 防御 | 楯 | こて/すね当て | 近接攻撃 | 射出攻撃 | 移動 | 注意 |
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イシルドゥア | 50 | 180 | 板/20 | 65 | 有20 | 有/有 | 200剣 | 190合 | 10 | ドゥーナダン 戦士、サウロンから指輪を切り取る |
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エレンディルの長子たるイシルドゥアはヌーメノールのアカルラベースを生き延びた〈忠実なる者たち〉の一人だ。彼は出発に先立ち、アルメネロスの宮殿の中庭に生えているニムロスの白の木の実生を盗み出すことに成功した。彼は重傷を負ったが、やがてそれは回復した。彼は木の系統を維持することに成功した。彼は没落を生き抜き、彼の船 ‐ そして弟アナーリオンの船 ‐ はその後の激乱を生き抜き、南方のベルファラス湾に漂着した。父エレンディルと付き従う者達は、北方のエリアドールとリンドンに漂着した。
イシルドゥアとアナーリオンはゴンドール国を創立し、ぺラルギアからオスギリアスまでを支配下に置いた。イシルドゥアは後に要塞化した丘陵都市ミナス・イシルを建立すると、第二紀3429年にイシリアン公を名乗ったが、サウロンの軍勢がゴンドールに侵攻すると故地を脱出した。彼はアルノールへの急使として赴くとともに軍勢を召集し、未だ弟が抵抗を続ける地に引き返していった。
イシルドゥアは第二紀3441年、オロドルインの斜面において父とエルフの上級王ギル=ガラドと共にサウロンの面前に立った。エレンディルとギル=ガラドは共に冥王の力の前に倒れたが、彼らの死は無駄ではなかった。悪しき者は丈高きエレンディルを打ち倒しナルシルを破壊したが、イシルドゥアは剣の柄を掴むとサウロンの燃える手から〈支配の指輪〉を切り取ったのだった。冥王は力の焦点を喪失したため、彼は姿を保つことが出来なくなった。彼は影の中に放逐された。
〈最後の同盟〉の戦争を生き抜いた唯一のドゥーナダンの王であるイシルドゥアは(アナーリオンは第二紀3440年にバラド‐ドゥーア包囲戦で殺された)、冥王の指輪をミナス・アノールに持ち帰った。彼はゴンドールを二年の間統治すると、父の王国たるアルノールの首都アンヌーミナスに向けて出発した。この北方への旅はアルノールの玉座を継承するためのものだったが、途中でオークの待ち伏せを受けた。この〈あやめ野の戦い(第三紀2年)〉において、イシルドゥアは〈一つの指輪〉を紛失し、やがて自身の生命をも喪失した。
形態 | 〈呼称〉 | シンダリン名 | 説明 |
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冠かぶと | 〈イシルドゥアのかぶと Helm of Isildur〉 | +40の銀と象牙を象嵌した黒イシルナウア(ミスリル合金)製のかぶとで、逆立つ鰭や鱗を持つ羯磨魚を模している。着用者の全ての抵抗ロールに+40を与える。神霊界の6倍魔力倍増器として機能する、ゴンドールに伝わる二つの冠かぶとの一つである。第二紀3440年後は、唯一の冠かぶととなった。 | |
剣 | 〈星の炎 Star-flame〉 | エルハフ Elhach | +45のミスリル製剣で、白光に輝き、1日1回雷弾(300フィート)を放つことができる。痛打を与えた場合、通常の痛打に加えて同程度の電気痛打を与える。 |
指輪 | 〈一つの指輪 The One Ring〉 | イシルドゥアは二年近く〈一つの指輪〉を所有していたが、彼はほとんどそれを身につけたり試したりすることは無かった。彼が死したことはむしろ為になったろう。もし彼が生きていたなら、彼はやがて生き続けることに耐え切れなくなったろうからだ。〈指輪〉は彼にそれを使う気にさせただろうし、結局のところ、彼は悪の誘惑に屈してしまっただろう。 |
呪文 | イシルドゥアは三つの野伏用リストを修得している(MERP)。加えて、〈念力界公開リスト:究明〉〈同:自己癒し〉〈同:呪文防ぎ〉を10レベルまで修得している(RM)。 |
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