14.凸縁の扉 Flanged Doors

  この区画では、回廊は3枚連続の鉄の扉で塞がれている。

  回廊前方は非常に厚く、頑丈そうな大きな鉄の扉によって塞がれている。

 

  3枚の鉄の扉は10フィート間隔で、この区画の回廊に置かれている。扉はそれぞれ北面に凸状をしており、如何なる力が加わったとしても抉じ開けることが不可能な構造をしている。これらは実際のところ防水扉であり、第17区画の魔術泡が破裂し、第15区画の沸騰湖が溢れたとしても、迷宮が水没するのを阻止する働きを持つ。

  扉は頑丈に固定されており、一枚当たり【筋力】難易度21に成功すればいずれからでも開放出来る。

  扉の北面にある取っ手が、閉鎖された扉を開放する機会をキャラクターに与える。

 

鉄の扉 Iron Doors:厚さ1インチ、硬度10;30ヒット・ポイント;AC5;破壊難易度21


15.沸騰湖 Boiling Lake


  この“湖”は実際のところ、火山活動によって熱せられた地下水脈である。水は洞窟の西方から流れ込み(地図上でと記されている箇所)、溶岩流に注ぎ込まれることで沸騰するまでに熱せられる。熱は水を攪拌し、そしてその絶えざる活動は多くの時を費やしてこの丈高い大洞窟を作り出した。


16.蒸気管 Steam Tube


  水は大洞窟東側の地図上にと記された溜まりから流れ出る。それは何百フィートも下方にある一連の溶岩チューブを滝のように流れ落ちる。およそ800フィート下方にある溶岩に当たる事でそれは直ちに蒸気に転じ、それは溶岩チューブを介して火口に導かれ、白羽山の名の由来となる絶え間ない間欠泉となる。